2013年5月28日火曜日

教皇フランシスコといっしょに世界で同じ時間に聖体礼拝をしよう!

バチカン、5月28日12時32分(バチカンラジオ)

 「唯一の主、唯一の信仰」というテーマで、ローマ司教と心一つにして、世界が祈りと聖体礼拝のうちに一つになる。信仰年の枠組みで、今朝、教皇が司式するイベントが紹介された。

6月2日:『荘厳聖体礼拝』ペトロの後継者と五大陸が一つになる。
6月15日、16日:『いのちの福音デー』。

 来る日曜日の、サン・ピエトロ大聖堂から教皇が司式する聖体礼拝の一時間は、世界の全教区の全カテドラルと小教区が特別な聖体礼拝のうちに生放送で一つになる。教父フランシスコ自らこの嘆願の重要な時間のための祈りの意向を提示した、と新福音化推進評議会の議長であるリノ・フィスィチェッラ卿は告げた。

 パパの招きに従って、世界じゅうに拡がる教会のために祈りがささげられるが、主がこの教会をますますそのみ言葉への傾聴に従順になるようにし、この救いをもたらすみ言葉があわれみ、慰め、喜び、落ち着きの分かち合いをこだまさせることができるように、と祈るものである。教父は、世界じゅうの様々な場所で新しいタイプの奴隷状態に苦しむ人々のために祈るようにとも頼んでいる。彼らは戦争や人身売買、麻薬取引、奴隷のような仕事であり、あらゆるタイプの暴力に苦しむ子供たちや女性たちもいる。不安定な経済状況に生きている人々、職のない人、老人、移民、ホームレス、刑務所に入っている人々、疎外されている人々のためにも祈るようにと招いている。

 予定されている時間は、ローマ時間の午後5時である。ラロトンガ島、クック諸島で明け方の5時に、合衆国のニューオーリンズでは午前10時、ベトナムのハノイでは夜の11時、ニュージーランドのクライストチャーチでは6月3日の明け方3時になる。

 一方、ローマは今度の木曜日にその司教(=教皇)と共にキリストの聖体の祝日を祝うために準備を進めている。実際、パパ・フランシスコはローマ司教として初めて、『キリストの御体と御血の荘厳祭日』の伝統的な祭儀を執り行う。明後日の5月29日の午前中に、聖なるミサの後、ローマのカテドラルでラテランの聖ヨハネ使徒座大聖堂の回廊で、教皇は聖体行列を執り行い、古メルラーナ通りを巡って、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂に到着する予定である。
(CdM – RV)

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