2013年5月20日月曜日

5月19日、レジナ・チェリ(アレルヤの祈り)前のことば:天に開けた主の晩餐の部屋

バチカン、5月19日12時13分(バチカンラジオ)
 
 「一致の美しさ、たった一つのものとなることの美しさ」を体験した何万人もの各種運動や協会の巡礼者たちと信者たちで埋め尽くされた、彩り豊かなサン・ピエトロ広場において、パパ・フランシスコは正午ちょっとすぎにマリア賛歌を祈り、「福音の力をいつも運ぶ」ようにと全員を招いた。

YouTubeの映像:イタリア語でのお話しの風景 

アレルヤの祈りのパパ・フランシスコの導入のことば

愛する兄弟姉妹の皆さん、


 今、昨夜の前夜祭に始まり、今朝の感謝の祭儀(ミサ)で頂点を迎えたこの信仰の祭典も、幕を閉じようとしています。新しい聖霊降臨が、サン・ピエトロ広場を天に開けた主の晩餐の部屋にしてくれました。わたしたちは生まれたばかりの教会の経験を再体験しました。マリア、イエスの母であるマリアと祈りのうちに一つになりながら(使徒1章14節参照)。わたしたちも、多種多様なカリスマのうちに、一致の美しさ、たった一つになるということの美しさを体験しました。そしてこれこそ聖霊の働きなのです。聖霊は教会にいつも改めて一致を作りだすのです。

  各種運動、協会、共同体、教会付属グループの全員に感謝をしたいと思います。皆さんは教会にとっての賜物であり富です! 特に、ローマと世界各地から来てくださった皆さんに感謝します。福音の力をいつも運んでください!教会における一致による喜びと情熱をいつも保って下さい!復活された主がいつも皆さんと共にいて、おとめマリアが皆さんを守ってくださいますように!

 昨年の5月20日に地震の被害を受けたエミリア・ロマーニャの人々のことを思い出して祈りましょう。また腫瘍学研究の自発的な協会のイタリア支部のためにも祈りましょう。
(スペイン語版:ラウル・カブレラ-RV)

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