2013年5月6日月曜日

5月5日、レジナチェリ:全ての人が、特に子供たちが、いつも守られるように献身すること

バチカン、5月5日(バチカンニュース)

アレルヤの祈りにおける教皇の言葉

 「キリストにおける深い一致のこの時に、わたしたちのただ中におとめマリアの霊的な現存を活き活きと感じます。母としての現存、特に信心会を形成している皆さんにとって、家族のような現存があります。おとめへの愛は民間信心の特徴の一つで、その価値を認めてもらい、よく指導されることを求めています。このため、教会に関する第二バチカン公会議の憲章、ルーメン・ジェンチウムの終章を黙想するように皆さんを招きます。そこではちょうどキリストと教会の神秘におけるマリアについて語っています。そこでは、マリアは「信仰の旅路をすす」んだ(58項)と言っています。愛する友の皆さん、信仰年に、みなさんに旅路を進むマリアのこのイコン(イメージ)を残します。御子イエスに従い、わたしたちすべてに先立って信仰の歩みを遂げました。今日、ユリウス暦に従っている東方の諸教会は、復活祭を祝っています。こうした兄弟姉妹たちに、喜びに満ちた宣言を告げ知らせることで彼らと心から一致しながら、特別な挨拶を送りたいと思います。キリストは復活されました!マリアの周りでの祈りにおいて集中しながら、神にパラクレートス《弁護者》である聖霊の賜物を願い求め、キリスト者すべてを、特に試練と苦しみのただ中で復活を祝う方々をしっかりとまとめ、苦しみにおいて励まし、和解と平和の歩みにおいて導いて下さるようにとわたしたちは願います。

 昨日、「ニャ・チカ」という呼び名で知られているイエスのパウラのフランシスカが福者として宣言されました。その簡素な人生はすべて神とその愛に捧げられました。そのため人々は、彼女のことを「貧者の母」と呼んでいます。この輝かしい主の弟子のことを想い、ブラジルの教会の喜びと心を一つにいたします。情愛を持ってここにおられ、世界各地から来られた信心会の皆さんに挨拶します。みなさん、信仰の証しに感謝します!諸小教区のグループや家族に、また同様に様々な音楽隊の大行列や、ドイツからのシュッツェン家の協会に挨拶します。

 今日、暴力の犠牲となった子供たちの日において、 「メーテル」協会に特にあいさつします。そしてこのことはわたしに虐待でかつて苦しみ、今も苦しんでいる人々に私の考えを向ける機会をくれます。まずは皆さんに、わたしの祈りにおいて皆さんのことを目の前にいるかのように据えて祈っていることを約束します。しかし、力を込めて言います。全員が愛を込めて、勇気を持って、一人一人の人が、特に最も傷つきやすいカテゴリーの間にいる子供たちがいつも守られ、守護してもらうようにするためにと献身しなければならないのです。

 また、肺の高血圧を患っている病者たちとその家族を応援します。
(イタリア語からスペイン語への翻訳:クラウディア・アルベルトおよびセスィリア・デ・マラック)

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