バチカン4月8日15時14分(ACI/EWTNニュース)
Papa Francisco / Margaret Thatcher
今日イギリスの首相に送られた電報で、教皇フランシスコはマーガレット・サッチャー女男爵の訃報に際し哀悼の意を表した。
ローマ聖庁の秘書であるタルシシオ・ベルトーネ枢機卿の代筆でサインされた資料は、「マーガレット・サッチャー女男爵の訃報を受け教皇フランシスコは悲しんだ」と記した。
ベルトーネ枢機卿は電報において教皇が「公務と諸国の家庭における自由の推進への献身のもとにあったキリスト教的価値観を記憶している」と記した。
「その魂を神のあわれみに委ね、祈りにおいてその家族と英国国民を想いに抱いていることを確認しつつ、教皇は彼女が触れた人々のために神にあふれんばかりの祝福を願っている」と電報は結んでいる。
マーガレット・サッチャーは1979年から1990年の間、英国の大統領であったが、今日脳の血管の事故で87年の生涯を閉じた。
サッチャーは、英国で初めて女性として首相の座を占め、その職務を引き受けるにあたり、アシジの聖フランシスコものと言われている祈りを引用して言った。「憎しみのあるところに、調和をもたらしましょう。誤りのあるところに、真理をもたらしましょう。疑いのあるところに、信仰をもたらしましょう。絶望のあるところに、希望をもたらしましょう」と。
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