バチカン、4月25日12時25分(ACI/EWTNニュース)
この水曜日に、ローマ聖庁は「教皇フランシスコは五大陸の全教会を象徴的に代表する全世界からの44人に堅信の秘跡を授けます」 との情報を流した。
この宣言は、4月27日と28日に催される、「堅信の準備をしている青年の日」と5月3日と5日に催される「民間信仰と信心会の日」の紹介の際になされた。両イベントは信仰年のイベントの一つとしてベネディクト16世によって呼びかけられたものである。
紹介の間、新しい宣教の推進のための聖座顧問会長であるリノ・フィズィケッラ卿は、教皇の臨席でローマで催されることになっている両イベントの共通の目的は「ペトロの墓所への巡礼を目的としたものです。ですから、イベントの前日には象徴的な巡礼が、サン・ピエトロ広場の方尖柱(オベリスク)から使徒の墓まであり、そこで信仰宣言を唱えます」と説明した。
最初のイベントにはすでに七万人の青年がその要理担当者や司祭たちと共に参加申し込みをしている。 この参加希望者の存在は「ここに加わって来た際のイニシアティブの熱意と期待されるべき大規模な参加の姿勢の証拠となります」と確言した。
「彼らは、人々が生活し、苦しんでいる場所で未来の希望と安全をすべての人に与えようとする、共にある教会の顔つきを示す若者です。けれど青年層だけではありません。すでに年齢層は一律ではありません。堅信の秘跡の準備をしている人には、11歳の子どもから55歳の方々までいるのです」と司教は言った。
二つ目のイベントに関しては、およそ5万人の参加が見込まれると伝えた。「イベントの頂点は、サン・ピエトロ広場で日曜日の10時に教皇によって捧げられるミサになるでしょう」とフィズィケッラ卿は述べた。
「前の世代の信仰の思い出として、また勇気と熱意をもって確証しなければならない伝統としてこうしたしるしを、横からの干渉なく生きるわたしたちの人々により深く根ざした形の民間信仰や表現のシンプルさの中に見出される信仰を生きる時となるでしょう」と司教は確言した。
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