マルコ16・15-20
http://blogs.yahoo.co.jp/therese1897/31852735.html?type=folderlist
バチカン、4月25日10時15分(ACI/EWTNニュース)
今朝、 聖マルタの家でミサを捧げるにあたり、教皇フランシスコは教会の使命とはつねにへりくだった姿勢を保ちながら、大きなことに恐れず全世界に福音を告げることである、と指摘した。
このように教皇は聖マルコの祝日の、司教のためのシノドス秘書部のメンバー数人と共にささげられたミサの中で教皇は指摘した。
今日のイエスの昇天を語る聖書個所について考えを述べながら、教皇は、主は天に上る前に、使徒たちに「世の果てに至るまで、エルサレムやガリレアでだけではなく」福音を告げるようにと命令していると言った。
「地平は広く広がっており、一目瞭然なように、これがこの宣布をもって前進していく教会の宣教の使命の特徴なのです。全てのものに、全世界に、と。けれど勝手に前進するわけではありません。イエスと共に行くのです。主が福音を宣べ伝える者と共に働くのです」。
教皇は「これこそがキリスト者が持たなければならない心の広さです。意気地のないキリスト者にはこれが理解できません。これはキリスト者の召命に独特のものです。この心の広さ、というものは。いつももっと、いつもさらに、いつも前進していく心の広さです」と教皇は際立たせた。
教皇は、宣教のキリスト者的スタイルを定義するペトロの第一の手紙についても触れた。「へりくだり、奉仕、愛徳、兄弟愛、等々。「けれど、主よ、世を勝ち得なければならないのではありませんか!」と言う人もいます。この「勝ち得る(征服する)」という単語がよくありません。世に告げ知らさなければならないのです。キリスト者には、戦争に勝つとすべて奪っていくような兵隊のようになるなどあってはならないのです」。
「キリスト者は福音を告げ知らせます。言葉よりも、その証しをもって告げます。二つの心構え、つまり大きなことや壮大な地平に向かって歩くこと驚かない満ち満ちたやる気と、小さいことに気配りのできるへりくだり、この二つの心構えをもって告げ知らせます」。
最後に教皇は「教会の勝利はイエスの復活です。けれどその前にまず十字架があります。今日、わたしたちを主が教会の宣教師にしてくださるように、教会の使徒に、しかし大いなる心の広さと大いなるへりくだりというこの精神を持った使徒にしてくださるように願いましょう。なれかし」。
0 件のコメント:
コメントを投稿