バチカン4月5日7時43分(ACI/EWTNニュース)
今朝、教理省長官のゲルハルド・ミュラー師を迎えるにあたり、教皇フランシスコは、司祭団のなかのある者たちが犯した性的虐待に対して断固とした態度を保ち、犠牲者を助け続けるようにと励ました。
バチカンの高位聖職者会議のこの伝達者の話によれば、「教皇はベネディクト十六世によって求められた路線を続けつつ、教理省が性的虐待のケースに関する問題において断固とした態度ではたらくようにと特別に勧めた」。
このはたらきかけで、「何よりも年少者の保護と、この暴力で過去に苦しんだ人々への援助の基準の推進」を実現させなければならないと、教理省のこの伝達者は説明する。
教皇フランシスコはまた虐待の加害者に対してなされるべきプロセスを実現するようにと勧告し、「教会の証しとその信ぴょう性にとって実に重要なこの分野」において必要な指令の成文化と執行を世界じゅうの司教団に働きかけた。
この伝達者は、「教皇は配慮と祈りにおいて、特別な仕方で虐待の被害者たち、苦しんでいる人たちと共にあることを確認しました」と結んだ。
司祭のなかのある者たちが犯した性的虐待を前に教皇フランシスコが明白にしているこの働きかけの路線は 、このようなケースにおいて「容認の余地ゼロ」の明瞭な政策を確立したベネディクト十六世がその在位期間中に働きかけてきたことすべてと共鳴している。
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