バチカン4月13日10時00分(ACI/EWTNニュース)
教皇フランシスコと、エクアドル大統領ラファエル・コレア氏との会話
教皇フランシスコはこの金曜日に、エクアドルの大統領であるラファエル・コレア氏との謁見をし、教会がこの南米国において実現している重要な働きと連帯や社会正義の価値について対話した。
「心のこもった雰囲気で行われた会話の中で、自国の社会生活の様々な部門においてカトリック教会が貢献していることや、社会の基本的挑戦を前になされる教会と国家間の誠実で永続的な対話の重要性について扱われた」とローマ聖省の会見室は伝えた。
同様に、その後、「社会正義や連帯と共通善の探求における公的扶助の性質の価値がどれほど中心的であるか」についての会話があった。「最後に、先住民の地域の現状をテーマに、その文化や環境保全について語られた」。
一方、国際新聞社の情報によると、教皇はエクアドル大統領を抱擁を持って迎えた。「また会えてうれしいですよ。あなたのお母さんはどうしていますか?」とフランシスコは、3月19日の着座式でコレア首相がその母と共に参列したことを思い出して言った。
個別な会見の後、首相はエクアドルの有権者一行のもとに戻った。これは12名で構成されており、そこには計画発展秘書のファンデル・ファルコニー氏、広報内務秘書のフェルナンド・アルヴァラード氏、教皇庁前エクアドル大使のウリス・ラトッレ氏が見受けられた。
その後、コレアはフランシスコにエクアドルで作られた麦わら帽、哀しみの聖母の絵の入った額、そして『歩みの星。キト市のバロック風馬小屋の研究のための覚書』という本を贈呈した。その本はエクアドル首都で作られる馬小屋の伝統について書かれたものである。
情報によれば、教皇職の初めにフランシスコがエクアドル大使のルイス・ラトッレ氏と話したとき、「その」哀しみの聖母について話した。それはエクアドルにおいてイエズス会士の教会で奇跡が起こったことでよく知られている、と。このように表現が原因で、 大統領は教皇にマリアの呼称のある像をプレゼントしたのである。
一方、教皇はコレア首相にアパレシーダ文書に関する一冊の本と、教皇職のメダルと一つのロザリオを渡した。
最後に、コレアは国務秘書のタルシシオ・ベルトーネ師のインタビューを受けた。
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