バチカン4月8日20時41分(ACI/EWTN)
教皇、ニコラウス・シュナイダー牧師と共に。写真提供: News.va
教皇フランシスコは、今朝ドイツの福音派教会の最高責任者であるニコラウス・シュナイダー牧師との個人謁見の場を持った。そこで、共通の信仰を守るためにいのちを捧げた殉教者であるキリスト教徒たちが求めた諸教派の一致のメッセージの重要性を想った。
ローマ聖庁の会見事務所長であるフェデリコ・ロンバルディ神父はバチカン・ラジオを通して、シュナイダー牧師がその妻と一人の代表者を伴って到着したと説明した。その会見において牧師は教皇の「この幸福で熱意に満ちた新しい教皇職の開始」をたたえた。
さらに、「フランシスコ」の名を選んだことを価値あるものとして認めていることを表した。なぜなら「それは最高に効果的な仕方であらゆるキリスト者に語る聖人の名」だからである。
英国国教会の代表者もアルゼンチンにおける水害に関して痛み分けをしていることを表し、教皇に自分もその出生国に対して思いにおいて寄り添っていることを表明した。
ロンバルディ神父によれば、会話はエキュメニズムのテーマを中心にしてなされ、特に、その分野における殉教者のメッセージの意味に充てられたという。
「殉教者たちによって流された血は、なにかキリストの共通の証しにおける、キリスト者の様々な信仰告白の形態(諸教派)を深く一致させるものでなのです」とロンバルディ神父は指摘した。
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