カトリック教会初のイエズス会士でありアルゼンチン人、またラテンアメリカ出身の教皇である教皇フランシスコは、枢機卿たちに、イエズス会の聖人であるフランシスコ・ザビエルではなく、アシジの聖フランシスコへの敬意をもってその名を選んだのであると説明した。
このように、ニューヨークの大司教であるティモシー・ドラン枢機卿は昨夜、北米枢機卿会の記者会見で示唆した。彼はそこで、教皇は、この選びを受け入れるかと尋ねたジョバンニ・バティスタ・レ枢機卿に返事をした後に枢機卿たちにこのことを言ったのであると思いだした。
レ枢機卿はその後、イエスの側から聖ペトロを選び彼に神の国の鍵を渡し、天と地の物事を解いたり結んだりする権威を与えたことを物語る聖書の個所を読んだ。
枢機卿たちはその後、テ・デウムを歌い、今回のコンクラーベから始まった新しい伝統として、新教皇は数分間聖体の前で礼拝をした。
ドラン枢機卿は記者たちに、コンクラーベへの参加について、最年長の枢機卿たちが自分に「そこに一度はいると、聖霊の柔らかいそよ風を感じ、神の恵みがどのように働くかを感じるのですよ」と言ったと述べた。
これに加えて、「神がどのように働くかを感じ取ったとしても、それでわたしたちが自分たちに課せられた責任から免れる、というわけではないのですよ」と言った。
新教皇フランシスコについて、枢機卿は「突然その服は変わり、その名も変わり、わたしたちの彼との関係も変わるのです」と言った。
3月13日の朝、まだベルゴリオ枢機卿だった時に、ニューヨークの大司教は現教皇フランシスコを抱擁し、ちょっと時間を彼と共に過ごした。「彼のアイデンティティに見られる誠実さ、シンプルさ、輝くほどの謙虚さを感じました。わたしはそれにとても心を動かされました。」
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