3月25日
教皇フランシスコはサッカーチーム、アルマグロのサン・ロレンソというアルゼンチンのチームがデザインしたシャツをもらった。教皇はこのチームのファンで、シャツの背中に教皇の名が入り、後光が差したデザインとなっている。
アルゼンチンのスポーツクラブの情報によれば、このシャツは二つとないバージョンで、前の方にはアルゼンチンの旗と後光を指した紋章がある。
スポーツ用のシャツはアルゼンチンの文化省秘書であり外交官であるギリェルモ・オリヴェーリによって手渡された。
数日前、衣装の製造を宣言したサン・ロレンソは「ブエノス・アイレスのもと大司教のカトリック教の最高指導者としての任命が世に出回った時、数日のうちにサン・ロレンソとロットが共同で特別なデザインを作ることを決めたのです」と説明した。
教皇に向けられたある書状のなかで、サン・ロレンソクラブは「彼はわたしたちにとっては何人もいる教皇のうちの一人ではなく、また最初の『アルゼンチン人教皇』でも最初のラテンアメリカ人教皇でも、最初のイエズス会員教皇でもなく、『サン・ロレンソの教皇』もしくはサッカーファンの言い回しをすれば、最初の『パパ・クエルヴォ(=カラス教皇、訳者注:アルゼンチンではサッカーチームのボカ・ジュニオールのことをチャンチョ(豚)、リーヴェル・プレートをガリーナ(鶏)、サン・ロレンソをクエルヴォ(烏)、というように動物とかけて親しんで呼んでいる)』なのです」
去る3月16日、チームは特別なシャツで試合に出た。選手たちの胸には教皇フランシスコの写真が目立った。その試合において、サン・ロレンソはサンタ・フェのコロンというチームに対して1対0で勝利を得た。
0 件のコメント:
コメントを投稿