教皇フランシスコは、昨晩コンクラーベのために数日間泊っていた宿舎に向かい、受付担当者は宿泊費をもらいたがらなかったが、自分が泊っていた日数分の料金を払った。
このことの証人は、司祭たちのための『パウロ六世の家』の管理人たちは費用を受け取らないようにしたが、教皇フランシスコはうんと言うまで頼み込み、受け取ってもらえると「これで公平です」と言ったと証言している。
宿舎に向かう前、教皇はサンタ・マルタの家の枢機卿たちに「泊っていたところにも行って、わたしのトランクを取って、宿泊費を払わなければならないんだ」とコメントしていたと言う。
教皇はヴァリーニ枢機卿とローマ教区の補佐枢機卿と、サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の首席司祭であるサントス・アブリル・イ・カステリョ枢機卿に伴われて司祭の宿舎に到着した。
首席司祭はバチカンラジオに対し、教皇フランシスコは宿舎のなかで「そこにいたすべての人たち、従業員たち、部屋の準備をする人たち、また名前を知りあっていたすべての人に挨拶をしました。ほんとうに感動的でした」と言った。
「この近さと謙虚さ、人間らしいぬくもり、すべての人を迎えることといった感覚は、わたしたちすべてにプラスのインパクトを与えたことの一つです。そしてわたしはこれが彼の教皇職の特徴の一つとなっていくことは間違いないと思います」と、枢機卿は締めくくった。
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