3月15日11時15分(ACIニュース)
ローマ聖庁の会見室長、フェデリコ・ロンバルディ神父は、教皇フランシスコに対してアルゼンチンで大規模なキャンペーンを拒み、数十年前の軍事専制政府とのありもしない関係を持ちだして威信をなくそうとする一連の偽の糾弾を否定した。
続く内容は、ローマ聖庁において読まれたものの全文である。
「ホルヘ・マリア・ベルゴリオに対するキャンペーンはよく知られており、もう何年も前にさかのぼる。しばしば、中傷的で名誉棄損をもたらすようなニュースが雑誌などで流れることもある。このキャンペーンとベルゴリオに対する他の糾弾の反教権主義的局面は明らかであり一目瞭然である。
糾弾はベルゴリオがまだ司教ではなく、アルゼンチンのイエズス会の総長だったころのことで、二人の司祭たちが誘拐されたが彼が守らなかったということに関するものである。
その人がらに対する具体的な糾弾も、信用のおける糾弾もあった試しがない。アルゼンチンの裁判所は一度この事実について情報提供された人物として詰問したが、責任を負わされたことは一度も、どのようなことに関してもない。
ベルゴリオは糾弾に対して文書化された形で、常に否定して来ている。
軍国専制政府の時代に多くの人々を守るためにベルゴリオがしたあらゆることを示す数多くの声明がある。
また一度司教として、アルゼンチン教会側からの、専制時代に充分な対応をしなかったことの謝罪願いの推進をするためにベルゴリオによって遂行された役割が知られている。
糾弾は、専制時代の歴史的・社会学的な解釈から出るもので、すでに何年も前から教会を攻撃するために反教権主義的環境からなされてきているものであるが、これは断固として拒まなければならないものである。
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