2013年6月6日木曜日

6月5日、一般謁見:教皇、サンピエトロで宙に飛んできたロザリオをキャッチ!

バチカン、6月5日11時51分(ACI)
foto News.va

 今日の一般謁見のためにいつものようにサン・ピエトロ広場を巡っている間に、群衆に紛れていた一人の信者が《宣教のロザリオ》を投げ、パパ・フランシスコはこれをキャッチすることができ、周りの人たちは驚きと喜びを示した。

 今日の一般謁見で、パパ・フランシスコは環境について語り、こんにち人間であることが危険にさらされているので、人間エコロジーは緊急であると説明した。教父はまた「使い捨て」の文化にも触れ、食べ物をごみ箱に投げ込む時、貧しい人たちの食卓に置かれるはずの食べ物を盗んでいるのだと訴えた。


 宣教のロザリオの特徴は、各連の神秘ごとに異なる色になっていて、これらが五大陸のそれぞれにささげられている。第一の神秘は緑色で、アフリカにおける福音化のために祈られる。

 第二の神秘は赤で、アメリカのために祈られる。マリアのようにキリストの宣教者となり、他の大陸に向けて福音化をするように祈る。第三の神秘はヨーロッパで、白い玉になっている。

  オセアニアにはまだ神を知らない島々の住民が教会の一部分を成していくようにとの意向がある。玉は青色である。第五の神秘は黄色で、アジアのために捧げら れる。その大陸がカトリック信仰を受け入れるように、との意向である。各連が終るごとに「宣教の妃である聖マリア、わたしたちのためにお祈りください」と いう呼びかけの祈りが唱えられる。

 またサン・ピエトロにいる信者たちに挨拶をしながら回っている間、パパはイタリアはマチェラータ教区の緑色の帽子を着用することを受け入れた。そして《平和のトーチ》とその教区の信者たちに言われているトーチに火を灯した。

  このトーチは今度の土曜日6月8日に、5時間ほどかけて24キロメートルの距離を巡りながらロレトの聖なる家の聖地に向けてマチェラータから出る歩行の巡礼においてロレトに持っていかれる。

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