イタリアのティレニアで、盲人と他の視力の問題を抱えている人々のイタリア連合によって企画された75人ほどの目の見えない人々のグループを囲む会において、そのほとんどは高齢者だが、パパは彼らとすべての目の不自由な人々に向けた音声メッセージを送った。
パパのメッセージ:
愛する友の皆さん、
愛情いっぱいに皆さんにご挨拶いたします。ここ数日皆さんがティレニアに集まっており、ローマに来たがっている人が何人かいらっしゃることも知っています。近代のテクノロジーのおかげで、今日わたしは皆さんが集まっているところに行くことができます。皆さんのわたしに対する愛情と評価、そして特に皆さんがささげてくださる祈りに感謝します。
福音によると、イエス様が目の見えない人々に特別の配慮をなさっていたことが語られています。他の様々な病気の人たちと共に、目の見えない人々もたくさん癒しました。視力に限界のある方の癒しには特別に象徴的な意味があります。信仰の賜物を意味しているのです。そしてそれはすべての人に関係していることのしるしとなっています。なぜならわたしたち誰もがいのちの道を歩むために信仰の光を必要としているからです。このために洗礼は、信仰の秘跡の最初のものですが、昔は「照らし」の式とも呼ばれていたのです。
わたしは主に、皆さん全員が信仰の賜物を刷新し、皆さんの心の中に、いつも神の光、愛の光があるようにと願います。その光はわたしたちの人生に意味を与え、照らし、わたしたちに希望を与え、わたしたちが兄弟姉妹に対してよい人となり、またいつでも助ける心構えを持てるようにしてくれるのです。
わたしの祝辞をみなさんの協会である「盲人と他の視力の問題を抱えている人々のイタリア連合」にも向けます。いつも出会いの文化、連帯の文化、障碍を抱える人々の受容の文化を、ふさわしいケアを求めるだけではなく、社会における積極的参加の後押しをしながら、広めてください。
みなさんをわたしたちの母である至聖なるマリアの守りに委ねます。皆さん、わたしのため、わたしの教会における奉仕のために祈ってください。お願いします。心から皆さんと、皆さんの愛する人々すべてに祝福がありますように。
(MZ-RV)
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