2013年6月24日月曜日

イエスがしたように、見返りを求めずに奉仕すること

バチカン、6月23日13時15分(バチカンラジオ)
 
 正午前に祝福の間で、教父は聖ペトロとパウロ協会のメンバーを迎えた。彼らはローマ在住カトリックの専門家や民芸品製作者、学生、教師、従業員からなっており、自分の家庭や職場の務めを越えて、その時間を様々な自発的なことにささげ、キリスト者の生活、使徒職、そして使徒座への忠誠の証しをしている。

 パパは情愛をこめて、文化活動や愛徳の活動にもわたるその価値ある奉仕と使徒職に感謝をした。

 「何よりも、キリスト者の特徴的なしるしである愛徳、貧しい人々、弱い人々、欠乏にある人々と言った、他者への具体的な援助に感謝します。また、あなたたちには協会の生活に参加したいと望む候補者や若い生徒達のための多忙な養成プログラムがあります。神に関する知識と愛に育つことは、キリストの顔にわたしたちが出会う、人々の顔を見る時に、すべての人にたいしてその憐れみを運び、彼らのためにその憐れみを生きるための本質なのです。これらすべてのことで、皆さんにわたしがこれに気づいていることと感謝していることを表現しようと思います」。

 ローマ司教は、見返りなく教会と兄弟姉妹に仕えながら、キリスト者の生活の特別な証しをする共通の願いで結ばれる、聖ペトロとパウロ協会のような団体に属することは幸運であると指摘した。

 「これは素敵なことです。イエスがしたように見返りを期待せずに奉仕すること。イエスはすべての人に仕えましたが、見返りは一切求めませんでした。それは素敵なことです。イエスは無償で物事を行い、皆さんも無償で物事を行っています。その報いはこれです。主に仕え、共に活動する喜びです!祈りをもって、黙想会の日々をもって、み言葉の黙想をもって、要理の研究をもって、主をいつもさらに愛するため、豊かで大きな心で、寛大さをもって主に仕えるために、このことをますます知ってください」。
ER- RV

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