2013年4月4日木曜日

一般謁見:「キリストの復活はわたしたちの力です!」教皇フランシスコ声を上げる

声、語調、仕草、アドリブ、人々の拍手などをビデオでご覧下さい→http://www.youtube.com/watch?v=RktlKCBg1yk
バチカン4月3日9時59分(ACI/EWTNニュース)

"教皇フランシスコ、あなたは教会の春です。写真提供: news.va

 今朝、サン・ピエトロ広場にいた何千もの信者を前に、教皇フランシスコは信仰年についての要理を再開し、信者の力であり希望である、キリストの復活によって照らされ、変えられるようにとすべての人を促した。

 『信仰宣言』が主が死者のうちからの復活したことを確認していることを思い出させた後、教皇は「この短い信仰告白はペトロと12使徒への復活者の最初の出現をもって、まさに過ぎ越しの神秘を告げます。イエスの死と復活はちょうどわたしたちの希望の心臓部であります。このイエスの死と復活の信仰がなければ、わたしたちの希望は弱いものとなり、もはや希望ですらあり得なくなります」と強調した。

 「残念なことに、しばしばイエスの復活の信仰をごまかすような扱いがあり、信者自身から疑念をほのめかすことまでありました。わたしたちの表現であるように、「バラにやる水の」 信仰のようなところがあります。それは強い信仰ではありません。そしてそれは表面的であることによって、しばしば無関心によって信仰よりももっと大切だと考えられることが五万とあって、あるいは人生の純粋に地平的な視野によって占められています」。

 教皇は「復活こそがまさに最も大きな希望にわたしたちを開くものなのです。なぜならこれがわたしたちの人生と世の生活、を神の永遠の将来、完全な幸福、悪や罪や師は崩れ去りうるという確信へと開くからです。そしてそれは日々の現実をより確かな信頼をもって生きることや、その現実に勇気をもって、また努力しながら立ち向かうように導きます」と際立たせた。「キリストの復活は新しい光をもってこうした日々の現実を照らします。キリストの復活はわたしたちの力なのです!」と声を張り上げた。

 フランシスコはその後、この分け目となる出来事の最初の証人たちは空の墓を見出した女性たちであったと説明した。「彼女たちは愛によって導かれ、この宣言を信仰をもって受け入れることが出来ます。信じ、すぐにこれを伝え、それを自分たちだけのものとして保ちません。それを伝えるのです」。「イエスが生きていると知る喜びと、心を満たす希望は、抑えられないものなのです。このことがわたしたちの生活でも起こらなければならないはずです。キリスト者であることの喜びを感じましょう!わたしたちは悪と死に打ち勝った復活者を信じているのですよ!わたしたちの生活圏すべてにこの喜びとこの光を運ぶために『出ていく』勇気を持ちましょう!」

 「キリストの復活はわたしたちのより偉大な確信です。それは最も尊い宝なのです!この宝を、この確信をどうして他の人々と分かち合わないでいられましょう!わたしたちだけのためではありません。それは伝えるために、他者に与えるために、他者と分かち合うためにあるのです。これがわたしたちの証しです」。

 教皇は福音書の女性たちは優先的な役割をもっていると説明した。「復活の証しで一番になったのは、女性たちでした。そしてこれは美しく、ある意味女性たちの使命、お母さんたちの使命、おばあちゃんたちの使命なのです。息子たちや孫たちにイエスは生きている、復活して生きているということの証しを与えることです。お母さんの皆さん、女性の皆さん、この証しをもって前進して下さい!」
 
 「神にとって大切なのは、心です。どれだけわたしたちが神にたいして開かれているか、です。わたしたちが子供のように信頼するものであるかどうかです。けれどどうして女性たちが、教会において、また信仰の道において、今日においても主への扉を開くという特別な役割、主にしたがう役割、その顔つきを伝えるという特別な役割をもってきており、これからも持っていくであろうとなるのかについてもわたしたちに考えさせる。なぜなら信仰の眼差しは常に質素な眼差しと深い愛を必要とするからです。

 「復活者との出会いは変化をもたらし、信仰に新たな精力と折れることのない基礎をを与えるのです」ということを強調した後で、フランシスコは「キリストの復活によって照らし、その力によって変えられるがままにしましょう。そうして、わたしたちを通してまた、この世においていのちのしるしが死のしるしにとって代わるように」と励ました。
 
 「この希望に対して錨を下ろしていてください。天にあるこの錨を。綱をしっかり持ち、錨が残るようにし、希望をもって前進して下さい。イエスの証し人であるあなたたちは、イエスが生きていることを証しし、そのことがわたしたちに希望を与えるようにしてください。戦争や悪や罪によってどこか歳をとったようなこの世に希望を与えるでしょう。青年たち、前に進みなさい!」と結んだ。


この一般謁見の全文を読みたい方はカトリック中央協議会のページでどうぞ。こちら→ http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/francis/msg0014.htm

最後の挨拶のビデオ:http://www.youtube.com/watch?v=yTaXvwKy7V8

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