2013年4月11日木曜日

教皇、一般謁見で初めてスペイン語で語り、自分のファンのサッカーチームに挨拶をする

バチカン、4月10日(VIS)
 一般謁見に参列した大衆のなかに、アルゼンチンはブエノス・アイレスの、アルマグロのサン・ロレンソ体育クラブのグループがいた。教皇フランシスコは2008年から88235Nの番号をもつ会員である。教皇はアルマグロのサン・ロレンソファンの愛称の「カラス組」の存在を強調した。そこにはスペイン、アルゼンチン、メキシコやその他のヒスパノアメリカの国々からの巡礼者たちもいて、言った。「あぁ、これはとても大切なことです!」と。スペイン系言語を話すグループのなかに、ローマにおける聖座スペイン評議会の現実化の段階にいる司祭たちのことをも思い浮かべた。
 同様にして、OTAN(生来の守護評議会)の保護の評議会の責任者たちに向かい、「平和と国際協力のための奉仕がいつまでも実りをもたらしますように」と望んだ。同様にしてドイツの青年たちの諸グループに対しても挨拶をした。

 最後に、IDI(イタリア皮膚科機構)の従業員のグループで、時間にも縛られず、数ヶ月前から仕事の深い危機感を、数ヶ月前から続けてきている。教皇は言った。「一刻も早くこのような難しい状況のためにポジティブな解決を見出すことができることを望みつつ、ですと。」



バチカン4月10日11時06分(ACI/EWTNニュース)

 教皇は一般謁見をはじめてスペイン語でまとめ、キリスト者であることは掟や決まりを守ることに狭められず、「キリストのように考え、行い、愛する」ことにある、と忠告した。

 まとめとして、教皇は「神はわたしたちに自分の息子、娘として接し、わたしたちを理解し、わたしたちをゆるし、わたしたちを抱きしめ、わたしたちを、間違ってしまう時にも愛します。この主との息子として娘としての関係は毎日み言葉を聞くこと、祈り、諸秘跡への参加、愛の実践をもって育まれ、養われなければなりません」と繰り返した。

 フランシスコはみ言葉を告げながら復活のキリストを示すようにと信者に勧告した。「けれど、なによりも、生き方をもって、神の子である喜びや、まことの自由であるキリストにおいて生きることがもたらす自由のように、希望への動機に疑問を感じている人々にこれを示しましょう」と。「これは、しばしば高みに向かい、神に向かってまなざしを上げるのができない、この世に対してわたしたちが与えなければならない価値ある奉仕なのです」と確言した。

バチカンニュースのページより:

教皇のスペイン語でのことば。

 愛する兄弟姉妹の皆さん、わたしたちの信仰の基礎となっており、わたしたちが罪から解放されて神の子供となり、新しいいのちに生まることとなったイエスの復活の救済的価値について考えてみたいと思います。

 これはキリストの過越しの神秘からわたしたちが受けた最も大いなる賜物です。神はわたしたちに自分の息子たちに対するように接し、わたしたちを理解し、わたしたちをゆるし、わたしたちを抱きしめ、わたしたちを過ちを犯す時にも愛します。この主との子としての関係は育まれ、主のことばを聞くことや祈り、諸秘跡への参加、愛徳の実践をもって毎日養われなければなりません。

 誘惑に落ちてしまったことで落胆せず、神に愛されていることを感じつつ、神がわたしたちの力であることを知りながら、神の子らとして振舞いましょう。キリスト者であるということは掟や決まりを守ることだけに狭められるものではありません。キリストに属する者になること、わたしたちの人生を変え、変化させ、悪と罪の暗闇から解放するためにわたしたちの存在を治めてもらい、キリストのように考え、行い、愛することです。わたしたちの希望の意義を求める人に、復活されたキリストを示しましょう。そしてそれをみ言葉の宣言をもって行いましょう。けれど何よりも、復活したものとしてのわたしたちの生き方をもって行いましょう。

 心からスペイン語圏の、スペインやアルゼンチン、メキシコ、その他のヒスパノアメリカの国々から来た巡礼者の皆さんにごあいさつ申し上げます。特に、その司教団と共にいるガリシア教区のグループ、聖座スペイン団の異動の段階にある司祭の皆さん、そして、これはとても大切ですね(笑)、ブエノス・アイレスの、アルマグロのサン・ロレンソ運動クラブのグループに挨拶いたします。皆さん、神の息子や娘としての喜びと、ほんものの自由であるキリストのうちに生きることが与える自由の証しを立ててください。どうもありがとう。

謁見全文はこちら→http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/francis/msg0016.htm

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