2013年4月8日月曜日

4月7日レジナ・チェリ:教皇、キリスト者として生きることを恐れないように招く

EFE4月7日

 教皇フランシスコはこの日曜日に、罪の贖いを人々に伝えるようにと呼ばれ、こうして心に平和の種を蒔くように呼ばれたカトリックと言われる教会を通して、キリスト者としてあること、生きることを恐れないようにと招いた。

 バチカンのサン・ピエトロ広場における、復活祭中アンジェルスに代わって祈られるレジナ・チェリの祈りにおいて、アルゼンチン人教皇は平和とは「死と黄泉を通って来られた後に自分の弟子たちにキリストが差し出したかけがえのない賜物」であることを指摘した。

 「教会は復活したキリストから罪の贖いを人々に伝え、そうして愛のみ国を育て、心に平和の種を蒔くようにとの掟を受けました。そうして人間関係や社会、機関を確立するのです」とフランシスコは言った。

 「そして復活したキリストの霊は使徒たちの心の怖れをうち払い、晩さんの部屋から出て福音を運んで行くようにと導きます。わたしたちにも復活されたキリストへの信仰を証しする勇気がもっとあるのです。キリスト者であることやキリスト者として生きることに恐れを抱いてはならないのです」と加えた。

 教皇によれば、「わたしたちは復活されたキリストを伝えに行くこの勇気を持たなければなりません。なぜなら彼はわたしたちの平和だからです。キリストはその血と復活による愛とゆるしをもって平和そのものとなり」そして彼は「わたしたちを待ち、わたしたちを愛しており、わたしたちをゆるされ、ゆるしを願いに赴くたびにわたしたちをゆるして下さいます」。

 ほぼぎゅうぎゅう詰めになり日に照らされたサン・ピエトロ広場で、フランシスコは「教会とキリスト者の証しを通してイエス・キリストは、もはやただのあいさつや願いではなく、『かけがえのない賜物』としてその弟子たちに平和を差し出すことまでした、受肉された神の愛であると信じる人々を「幸いな人々」と認めた。

 「この平和は、悪を上回る神の愛の勝利の実りです。それはゆるしの実りなのです。そして平和とはまさに次のようです。本当の平和は、深い平和は、神のあわれみにおける体験を持つ時に訪れます。今日は神のあわれみの主日です。これは、ちょうどこの祝日の前夜にこの世に向けるまぶたを閉じた福者ヨハネ・パウロ二世の望みによるものです」と確かめた。

 まさにフランシスコはこの主日に、午後5時からラテランの聖ヨハネのローマ大聖堂付近にヨハネ・パウロ二世に一つの広場を捧げる儀式を司式することになっている。その30分後に、教皇に託されている任務である、ローマの司教の着座をすることになっている。

全文はこちら→http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/feature/francis/msg0015.htm

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