(RC-RV)
愛する兄弟姉妹の皆さん、
この要理でわたしは聖ヨセフについて、イエスの教育者としてのことを語りたいと思います。実際、イエスの「知恵と背丈と恵みにおける」 成長に寄り添う姿を聖書はわたしたちに告げます。この三つの局面がわたしたちの回想を導くことになります。最初に、ヨセフとマリアはイエスの身体的心理的な面での健やかな発達のために必要なものが不足しないようにと心配します。ヘロデに脅かされてなされた、厳しいエジプトへの逃亡の日々にイエスを守ります。イエスに仕事も教えます。その後大工の息子として知られるようになっているわけですから。二つ目に、ヨセフとマリアは、聖書を聞くことを教え、安息日ごとに会堂に連れて行きながら、イエスが知恵、神への聖なる畏怖において成長するように心を配ります。そのようにしてわたしたちは、イエスが12歳の時に、律法学者たちと神殿で議論している場面に出合います。最後に、恵みにおける成長ですが、神のわざではありながら、ヨセフとマリアに大いなる共同者としての姿を見ています。というのも、彼らはイエスにとってみ旨や聖霊の働きへの従順、祈りと神との一致の生活の模範だったからです。
心からスペイン語圏の巡礼者の皆さんにあいさつします。特にスペイン、メキシコ、エクアドル、アルゼンチン、その他のラテンアメリカ諸国から来ているグループに。親たち、教育者たち、司祭たちのために聖ヨセフの取り次ぎを願いましょう。この聖なる父祖の模範によって、その子供たちや弟子たちの知恵と背丈、恵みにおける成長に寄り添うことができるように。どうもありがとう。
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