2014年3月4日火曜日

3月3日(月)、霊操のイタリア連合総会参加者への言葉:聞くだけでは神は知られない。


 霊操は神の愛の「体験」であることを強調しながら、パパ・フランシスコはこの月曜日、霊操のイタリア連邦総会の参加者を、その設立50周年にあたって迎えた。そして今日の人々には「耳で聞いた」だけではなく、神と出会う必要性があることを強調した。「霊操を提供することは、神の体験、その愛、その美の体験へと招くことです」。そのように、ローマ司教は演説を始め、「霊操を体験する人」は「新たに」され、キリストの香水を身にまといながら日々の生活、奉仕、日々の人間関係に形をかえる」ことを指摘した。

「男性も女性も、現代、神に出会い、『耳で聞いた』だけではなく知る(ヨブ42章5節参照)必要があります。皆さんの奉仕職はすべてこのことに向かっており、皆さんはこれを沈黙と祈りのうちに、そのみ言葉への濃厚な傾聴の空間と時間をささげながら行っています」。

 教皇は霊操の家はこの霊的体験のために特別な場所であるので、この目的のために支えられ、ふさわしい人がそこにいるようにしなければならないと指摘した。

「それぞれの共同体の司牧者が、よく養成された担当者と準備が整い、教義においても霊性においてもその質に恵まれた説教者が霊性のほんものの教師であるような霊操の家が不足しないように配慮するよう、わたしは激励します。そうは言っても、霊的生活の主役は聖霊であることを決して忘れないようにしましょう。聖霊こそが善と祈りに関するわたしたちの自発性をすべて支えているのです」。

 よい霊操のコースが参加者にキリストへの無条件の結び付きを刷新するのに貢献し、祈りが主との一致のための代替しようのない方法であることを理解するのを助けることを思い返させた後で、パパは上記の連合の、「霊操の実践が広まり、支えられ認められるようにと教会に」ささげる「貴い奉仕」に感謝をして結んだ。

(CdM - RV)

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