2013年7月10日水曜日

教皇フランシスコの祈り:海の星マリアに捧げる祈り

 ランペドゥーサで、神の母、わたしたちの母マリアのもとで、パパ・フランシスコは庇護、助け、あわれみ、回心、ゆるしを願った。ミサの終わりに、派遣の祝福の前に、聖母マリア像の前で、教父は至聖なるおとめに祈りをささげた。ローマ司教は、イメージの上で世界で起きている似たような悲劇すべてを胸に抱きながら、移民の保護者、旅する人の保護者であるマリアに、より欠乏にある人々を助けてくださるように祈った。愛徳の模範であるマリアに、難民を迎える善意の人々を祝福し、搾取する人々の回心が果たされるようにし、分かち合われた愛が民と民の間で平和の種となるように祈った。
 (CdM - RV)
 
海の星マリアへのパパの祈り全文
 

海の星であるマリア、
改めてあなたのもとに参りました。
逃げ場と静けさを求めて。
守りと助けを願って。

神の母、わたしたちの母マリア、
あなたのこのうえなくやさしいまなざしを
日々海の危険と向き合うすべての人に向けてください。
その家族が生きるために必要な支えが保障され、
被造物への敬意を見守り、国と国との間での平和に仕えることができるように。

移民と旅する人々を保護するマリア、
母の世話心で、未来と希望を求めて
自分の土地から逃げ出さざるを得なくなった男女、子どもたちを助けてください。
わたしたちやこの国の人々との出会いが
新しくより深刻な奴隷状態やはずかしめのもととなりませんように。

あわれみの母であるマリア、
わたしたちのためのゆるしを願ってください。
利己主義で目がくらみ、
自分の利潤にこだわり、
自分の怖れに捉われているわたしたちのために。
わたしたちは兄弟の欠乏や苦しみを前にしながら気を散らせているのです。

罪びとの逃げ場であるマリア、
心の回心をお与えください。
戦争や憎しみ、貧困を生みだし、
兄弟とそのもろさにつけ込み、
人のいのちを尊厳のない商売にする人がいるのです。

愛徳の模範であるマリア、
善意の男女を祝福して下さい。
この地にたどりつく人々を迎え、彼らに仕えているこの人々を。
受けた愛、与えた愛が新たな兄弟愛の絆の種となり、
平和の世界のあけぼのとなりますように。 

なれかし(アーメン)。

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