2013年3月27日水曜日

教皇が聖木曜日のミサは質素で内輪のものにしたいためテレビで報道されない





ローマ、3月26日12時8分(ACI/EWTNニュース)

ローマ聖庁会見事務所長のフェデリコ・ロンバルディ神父は今日、「カサル・デル・マルモの少年院の聖堂で捧げられる聖木曜日のミサは教皇のたっての望みでとても質素になります」と伝えた。

司牧的訪問のもつ内輪的特徴から、記者たちは建物の外までしか来れず、テレビでのライブ放送はない。

ミサは50人ほどの青年によるもので、そのうち11人が女の子たちである。全員が少年院住まいである。教皇はこのうち様々な国籍、宗教伝統の12人の足を洗う。朗読と共同祈願も少年院の子供たちの担当になるであろう。

ミサの後、教皇は少年院の体育館で、150人ほどの青年たちや少年院のスタッフと会見する。少年法務省長官のカテリーナ・チンニシ、少年院警察長官のサウロ・パトリツィ、少年院長のリアナ・ジャンバルトロメイに伴われ、法務省長官のパオラ・セヴェリーノも臨席する予定になっている。

青年たちはカサル・デル・マルモの工房で彼ら自身が作った木製の十字架と跪き台が贈呈される。一方教皇は復活卵と「コロンバ(イタリアでの復活祭の伝統的お菓子)」を持っていくことになっている。

教皇と共に、ローマ教区の教皇代理であるアゴスティーノ・ヴァッリーニ枢機卿と少年院のチャプレンであるガエタノ・グレコ神父が共同司式をする。また二人の助祭、カプチン第三会のロイ・ジェンキンス修士とコロンバン会司祭ペドロ・アコスタも臨席するようである。

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