2013年12月3日火曜日

12月1日(日)、司牧訪問:利己主義から遠く離れ、イエスを見、その愛をもってイエスがわたしたちを見てくださるように。


 熱意いっぱいの午後、ローマ郊外の、ローマ司教の訪問を受けたアレキサンドロのチリロ教会にて。フランシスコはその説教の中で誰かに起こりえる最も美しいことは、わたしたちを愛し、わたしたちを救ってくださり、わたしたちのために命をささげてくれたイエスに出会うことです。わたしたちの全生活はイエスに出会うための道です。そしてもし利己主義ではないなら、祈りにおいて、秘跡において毎日イエスに出会うことができます。教皇になって二度目の司牧訪問で、待降節第一主日の午後に、病人のグループ、この一年の間に洗礼を受けた人たちと会見し、何人かのゆるしの秘跡を行い、その後でミサをささげ、9人の子供たちに堅信の秘跡を授けた。

 教皇は秘跡とミサ、イエスと出会うためにわたしたちの生活の中でしていることの大切さを思い返した。

 「良いことをするとき、病人を尋ねる時、貧しい人を助ける時、他の人々のことを考える時、利己的ではない時、やさしい時・・・こうしたことの中で、いつもイエスと出会います」。

 改めて、パパはわたしたちに自分の弱さでがっかりせず、イエスの癒しに満ちたあわれみに信頼するようにと招いた。

 「でもあなたはイエスが一番会いたがっていた人たちは、一番罪深い人だったことを知っているでしょう。だから自分は正しいと思っていた人たちはイエスのことを咎め、人々はこう言っていました。『あぁでも、この人は本物の預言者じゃぁない!ほら、こんな奴らが仲間だよ!この人は罪びとたちと一緒にいたよ…』。そこでイエスは言ったものです。『わたしは健康を必要としている人たち、癒しを必要としている人たちのために来たんです』。そしてイエスはわたしたちの罪をいやしてくれるのです。勇気のある人でいなさい!恐れてはなりません。いのちはこの道です。そして最も美しいプレゼントはイエスに出会うことです。前進しなさい、そして元気よく!」

 この司牧訪問の最後に、家庭的な雰囲気の中で、パパは受けた愛情に心から感謝し、自分のために祈るように求め、もし準備体制にやり過ぎがあったら許してくれるようにと求めた。彼の次の言葉は大いなる拍手をもって受け入れられた。

 「一緒に作って来たこの歩みの一部に感謝します、どうもありがとう!皆さんの歓迎、そのやさしさ、その喜びに、ありがとう。皆さん、わたしのために祈ってくださいね、必要としていますから。そしてもしこの訪問の準備体制で何か皆さんを不愉快にさせることがあったら、多分セキュリティのやり過ぎか恐れ課によるのですが、ゆるして下さい。わたしはそういうことには納得していない、ということを覚えていてください。わたしは皆さんと共にいます」。 
(CdM - RV)

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