9月4日、一般謁見を終えるにあたり、教父は改めてその緊急の呼びかけをした。平和のための呼びかけ、そしてシリアと中東、全世界の平和のための断食と祈りの日への参加への招きである。具体的に、アラビア語を話す信者たちに向けて、特にイラク、ヨルダン、エジプトからの巡礼者たちに、パパは「兄弟愛と分かち合い、憐れみのわざのある神の国を建設しながらキリストと一つになるように」励ました。「信仰は世界がより正しく、より美しくなるようにすることができるたくましい力です!」。とローマ司教は声を張り上げ、「神のあわれみの現存そのものになり、世に対して苦悩も、試練も、困難も、暴力も、悪も、死を打倒したあの方、イエス・キリストを打ち滅ぼすことは決してできないことを証しする」ようにと励ました。
これが、平和の女王であるマリアの誕生の祭日前夜である9月7日(土)のためにパパが投げかけている呼びかけであった。
来る土曜日(翻訳時の今=9月6日からは明日)、共に、特別な「シリアと中東と全世界の平和のための断食と祈りの日」を共に過ごしましょう。また同時にわたしたちの心の中での平和も求めましょう。なぜなら平和は心から始まるからです。改めて、わたしは全教会に、この日を緊張度を高めて過ごすようにと招き直します。そして、今から、兄弟である全キリスト者の皆さん、他の宗教の皆さん、ここに自分の場所から自分の仕方でこの時に加わり、心を一つにしようと望まれる善意の男女の皆さんに、わたしからの感謝を示します。特に7日の午後、ここサン・ピエトロ広場に集まるローマの信者たちと、祈りの徹夜祭に参加する巡礼者の皆さん、主に平和の大いなる賜物を下さるようにと呼びかけましょう。全地で平和の叫びが力強く捧げられますように!
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