2014年1月21日火曜日

ブラジルでの第13回基礎共同体の集いの参加者へのメッセージ


(Juazeiro do Norte, Diócesis de Crato, 7-11 de enero de 2014)

2014年1月7―11日、クラト教区、ジュアゼイロ・ド・ノルチ

愛する兄弟姉妹の皆さん、

 「命の奉仕への正義と預言」というテーマで、セアラの、ジュアゼイロ・ド・ノルチ市で2014年1月7日から11日まで行われる、第13回基礎共同体の諸教会の集いの全参加者に、大きな喜びを持ってこのメッセージを向けます。

 何よりもまず、わたしたちの天の父により、ブラジル社会のただ中でイエスの福音の献身を新たな熱意を持って生きるのを助ける聖霊の光を伴って、この集いが祝福されるためのわたしの祈りを約束しようと思います。実際、この集いの「基礎教会共同体、農地で、都市で、神の国の巡礼を続けよ」 という副題は、教会の福音化の使命における最重要の役割をますます引き受けていくための呼びかけとして響かなければなりません。

 『アパレシーダ文書』が思い出しているように、教会基礎共同体は、民が「神のみ言葉についてのより多くの知識、福音の名における社会献身、信徒レベルの新たな奉仕職の誕生、大人の信仰教育へのきっかけを作る」(178項)のを可能とする道具なのです。

 最近、全教会に向けて語るにあたり、基礎共同体は「教会を刷新する福音化の新たな熱意と世との対話の能力に貢献します」が、そのため、「現地の小教区のそれほどまでに豊かなこの現実とのコンタクトを失わず、現場の教会の構造的司牧に快く参与する」必要があります(使徒的勧告『福音の喜び』29項)。

 愛する友の皆さん、福音化は教会全体、神の民全体の義務です。全員が、一人ひとりの男女に福音の喜びを運びながら農地や都市で、巡礼者でなければなりません。

 心の底から聖パウロの「福音を告げ知らせなければ、わたしは不幸なのです!」(Iコリ9章16節)という言葉が皆さん一人ひとりの心の中で響くようにと望んでいます。ですので、第13回教会基礎共同体の諸教会の集いのはたらきと参加者の皆さんをアパレシーダのマリアさまの加護に委ねつつ、皆さんがこれを信仰と宣教、イエスと共に歩む宣教者である弟子として、「新しいテント新しい地」の預言を貧しい人々に告げ知らせ、証ししながら生きるようにと招き、皆さんにわたしの使徒的祝福を与えます。

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