2013年8月16日金曜日

8月15日、クララ会の観想修道女に:マリアは人類に天国の扉を開く。主への愛における観想的謙遜

 カステル・ガンドルフォでのマリアの被昇天の祭日ミサの前に、教皇はアルバノ・ラチアルにある無原罪の聖母修道院のクララ会のシスターたちとしばらく時間を共にした。初めての訪問は去る7月14日であったが、今回はパパがこの禁域共同体のシスターたちを訪れた二度目の訪問であった。修道院は聖庁村の土地にあり、ペトロの後継者と教会、人類のために祈りがささげられている。大修道院長のマリア・アッスンタシスターと副修道院長のマリア・コンチェッタシスターはセルヒオ・セントファンティのインタビューを受けた。

 マリア・アッスンタシスターは、教皇の、クララ会共同体全体と共にいる大きな喜びとその勧告を取り上げた。

 「この短く緊張度の高い会合で体験された感情を表現するのは困難です。教皇がわたしたちに残したことは、わたしたちの召し出しを、わたしたちのカリスマに忠実に、十全に生きるようにとの勧告です。単純さのうちに、本質のうちに、清貧のうちに。それがわたしたちをシスター(姉妹たち)と感じさせるものなのです。主の愛に基づいた関係を体験するための切迫した探求です。教皇自身がそのあり方をもって表現しているように、アクセサリーとなってしまうものではなく、深く、関わりを作りだすとても豊かな人間性。それは教皇の言葉ですが、大いなる深みを示すあの単純さをもってわたしたちの間にいながら語ってくださいました。この会合がどれほど美しく、緊張度の高いものであったかを表現するのは困難です!真正で、本当の責任、教会と教皇のための主へのわたしたちの応答を、わたしたちに思い出させる喜びとエネルギー!」

 マリア・コンチェッタシスターは、クララ会のシスターたちの間で微笑みを伝染させた微笑みをもってパパ・フランシスコが語った感じのよいことを話した。神の母が全人類が天国に入るようにと扉を開く、という話である。

 「パパがとても静かで落ち着いているのを見ました。まるで他の約束事や仕事がないかのようでした。わたしたちに強いインパクトを残した優しさに満ちた仕方で、この被昇天の祭日に、マリアについて語りました。奉献生活の女性は、少しマリアのようです。わたしたちに何か感じが良く、美しいことを、微笑みながら、そしてみんなを微笑ませながら語ってくださいました。マリアは天国の扉の後ろに立っています。聖ペトロは罪人が来ると、必ずしもいつも扉を開けてくれるわけではないので、そこでマリアは少し苦しむのですが、そこで終りません。夜になると、天国の扉が閉じる時間に、誰も何も見ず、効かない時に、マリアは天国の扉を開いて全員がはいれるようにするのだ、と。この言葉にわたしたちの使命を見出します。わたしたちの召命は観想生活です。禁域生活です。現代世界はこのことを理解しませんが、どうでもいいことです!何が本質的なことでしょう?この生活と召命の目的は何でしょうか?わたしは、それはパパが短くまとめていってくださったことにあると思います。沈黙のうちに、暗闇の中で、夜、誰も見ず、誰も知らず、誰も聞かない時に・・・多くの人は観想生活の修道院の前を通りながら、誰がなかにいて何をしているのか知らずにいます!この沈黙のうちに、この夜のうちに、わたしたちの使命は発展します。全人類、すべての人、兄弟、信仰の賜物を受けもせずおそらく知りもしない兄弟たちが天国にはいれるようにその扉を開くことです。まらのように、あの扉を開き、信頼と希望を与えることです。誰も知りません・・・けれどそれはわたしたちにとって重要ではありません。けれどわたしたちにとって重要なのは、そのことを神が知っていて、マリアが知っていることにあります」。
(CdM - RV)

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