2013年11月22日金曜日

11月24日用、信仰年を締めくくるミサの式の流れ

こちらのスペイン語ページからの翻訳です。




ミサの前か後に、祭壇の近くにふさわしい仕方で聖人の聖遺物を顕示することが勧められる(特にその場所の守護聖人)。諸聖人の連ガンを唱える、あるいはキリスト教共同体のための生きた信仰と、信仰宣言をするための力を求める似たような祈りを唱える。もしふさわしいと思われるならば、司祭は聖遺物を手にして最後の祝福をし、閉祭を迎えることができる。
入祭の儀
ミサの前に、信者に蝋燭を配り、復活のろうそくを灯す。復活のろうそくは、復活節のように、祭壇の側になければならない。
入祭唱
ほふられた神の小羊は力と富と知恵に満ち、栄光と賛美を受けるにふさわしい方。栄光と力が世々限りなくありますように (黙示録 512; 16).
十字を切ってはじめのあいさつをした後で、司祭は次のような言葉、あるいは似たような別の言葉で信者に言葉をかける。
ローマで今日信仰年を閉じる教皇フランシスコとの一致のうちに、わたしたちも個人的、あるいは共同体として体験し、果たしてきた歩みを思い起こしましょう。主がこの刷新の時を与えてくださったことに感謝しましょう。世界に広がる教会との一致のうちに、この恵みの時をどのように生きてきたか、またわたしたちの信仰のささげは新たにされたかどうかを考えましょう。宇宙の王であるイエス・キリストの祭日はわたしたちの回想の延長であり、主がわたしたちになさった約束、裏切ることのない希望をもってわたしたちが胸に抱き続ける約束への信仰の確信を認めるように招いています。
回心の祈り
聖水を振りかけながら、痛悔の祈りが続く(信仰の歩みを始める洗礼を思い起こしながら)。
司祭は、初めのあいさつの後、セディリャに立ったまま、聖水器の水を祝福するために、信者たちを次のような言葉、あるいは別の似たような言葉で祈りに招く。
愛する兄弟姉妹の皆さん、わたしたちの父である神に、へりくだって祈りましょう。わたしたちの洗礼を思い出すために降りかけられるこの水を祝福してくださいますように。主がわたしたちの命を新たにし、わたしたちがいつも聖霊の賜物に忠実であることができますように。
短い沈黙の間の後、司祭は、手を合わせて、続ける。
父よ、あなたは十字架上で屠られた小羊からいのちの水の泉を湧きださせて下さいます。
全員:あなたの教会を祝福し、清めてください。

キリスト、あなたはいのちのことばと共に水の浸しのうちに教会を若返らせて下さいます。
全員:あなたの教会を祝福し、清めてください。

聖霊、あなたは新しい人類の初穂として、洗礼の水からわたしたちを新たに生まれさせてくださいます。
全員:あなたの教会を祝福し、清めてください。

全能永遠の神よ、
あなたは水によってその子らを永遠の命に聖化することを望まれました。
この水を(+)祝福し、この聖別された日に、
あなたの守りのしるしとしてください。
父よ、わたしたちの中で恵みの生きた泉を新たにし
すべての悪からわたしたちを守り
清い心であなたと顔を合わせることができるようにしてください。
わたしたちの主イエス・キリストによって。
全員:アーメン

祝福の祈りの後で、司祭は聖水器を手に死、自分と奉仕者たちに水を振りかけ、そのあとふさわしいと考えられるならば司祭と会衆の間を、 教会の中央の通路を通って水を振りかけて回る。その間、ふさわしい歌を歌う。
引き続き、司祭はセディリャに戻る。
歌が終ったところで、司祭は会衆に向き直り、手を合わせて言う。
全能の神がわたしたちの罪を清め
この祭儀を通してわたしたちを
世々にみ国の食卓に与るにふさわしいものとしてくださいますように。
全員:アーメン

栄光の賛歌
ここで栄光の賛歌を歌う、あるいは唱える
入祭唱
司祭
祈りましょう。
父である神よ、
あなたは十字架につけられた一人子イエスを、
すべての人の救い主として示して下さいました。
キリストこそ、世界に平和をもたらし、
人類を一つにする主であることを、
きょう、深く心に留めることができますように。
聖霊の交わりの中で、あなたとともに世々に
生き、支配しておられる御子、
わたしたちの主イエス・キリストによって。
全員:アーメン。



言葉の典礼
第一朗読
ダビデにイスラエルの王として油が注がれる
サムエル記(サムエル下513
 その日、イスラエルの 全部族はヘブロンのダビデのもとに来てこう言った。「御覧ください。わたしたちはあなたの骨肉です。これまで、サウルがわたしたちの王であったときにも、イスラエルの進退の指揮をとっておられたのはあなたでした。主はあなたに仰せになりました。『わが民イスラエルを牧するのはあなただ。あなたがイスラエルの指導者となる』と。」イスラエルの長老たちは全員、ヘブロンの王のもとに来た。ダビデ王はヘブロンで主の御前に彼らと契約を結んだ。長老たちはダビデに油を注ぎ、イスラエルの王とした。
答唱詩篇
Sal 121, 1-2. 4-5
答唱:わたしたちは神の民 そのまきばの群れ
「神の家に行こう」と言われて
わたしの心は喜びに弾んだ。
エルサレムよ、わたしたちは今、
お前の門のうちに立っている。

しげく連なる町、エルサレム、
すべての民の都。
そこにはイスラエルの部族、
神の民がのぼってくる。

イスラエルの掟に従い、
神に感謝をささげるために。
そこにはさばきの座、
ダビデの家の座が据えられている。

第二朗読
わたしたちはその愛する御子の国に移された
使徒パウロのコロサイの教会への手紙(コロサイ 112-20節)
兄弟の皆さん、
わたしたちは、光の中にある聖なる者たちの相続分に、あなたがたがあずかれるようにしてくださった御父に感謝しています。御父は、わたしたちを闇の力から救い出して、その愛する御子の支配下に移してくださいました。わたしたちは、この御子によって、贖い、すなわち罪の赦しを得ているのです。御子は、見えない神の姿であり、すべてのものが造られる前に生まれた方です。天にあるものも地にあるものも、見えるものも見えないものも、王座も主権も、支配も権威も、万物は御子において造られたからです。つまり、万物は御子によって、御子のために造られました。御子はすべてのものよりも先におられ、すべてのものは御子によって支えられています。また、御子はその体である教会の頭です。御子は初めの者、死者の中から最初に生まれた方です。こうして、すべてのことにおいて第一の者となられたのです。神は、御心のままに、満ちあふれるものを余すところなく御子の内に宿らせ、その十字架の血によって平和を打ち立て、地にあるものであれ、天にあるものであれ、万物をただ御子によって、御自分と和解させられました。
アレルヤ唱
Mc 11, 9b-10a
アレルヤ、アレルヤ
主の名によって来られる方に賛美
わたしたちの父ダビドの国に祝福がありますように
アレルヤ、アレルヤ
福音朗読
主よ、み国においでになるときには、わたしを思い出して下さい。
主は皆さんと共に
全員:また司祭と共に

ルカによる福音(ルカ 23 35-43節)
全員:主に栄光

そのとき、議員たちはイエスをあざ笑って言った。「他人を救ったのだ。もし神からのメシアで、選ばれた者なら、自分を救うがよい。」兵士たちもイエスに近寄り、酸いぶどう酒を突きつけながら侮辱して、言った。「お前がユダヤ人の王なら、自分を救ってみろ。」イエスの頭の上には、「これはユダヤ人の王」と書いた札も掲げてあった。
十字架にかけられていた犯罪人の一人が、イエスをののしった。「お前はメシアではないか。自分自身と我々を救ってみろ。」すると、もう一人の方がたしなめた。「お前は神をも恐れないのか、同じ刑罰を受けているのに。我々は、自分のやったことの報いを受けているのだから、当然だ。しかし、この方は何も悪いことをしていない。」そして、「イエスよ、あなたの御国においでになるときには、わたしを思い出してください」と言った。するとイエスは、「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」と言われた。
キリストに賛美!
全員:キリストに賛美!

説教
テーマによさそうなもの
      イエスキリストは本当に自分の生活と自分の家族にとって王だろうか?
      わたしは王であるキリストの言葉に自分の決断を従わせているだろうか?
      信仰年の締めくくりについて語り、この日のために提案されている補助金について言及する。
      洗礼の時になされた信仰宣言が求める務めを強調する。
      自分たちの生活の様々な状況の中でどのように信仰を表明することができるだろうか?
      洗礼において「あなたがたは行って、教えなさい!」という使命を受けている。その自分の実りはどうだろう?
      自分は信仰を表明しているだろうか?
信仰宣言
説教の後、司祭は次のような言葉、あるいは他の言葉で信仰宣言の導入を行う。
一年前、信仰年が始まる時に、シンボルのテキストをもらいました。わたしたちの務めは信仰宣言の定式を暗記することだけではありません。聖アウグスティヌスはこう言います。「この短い定式は『その人々に、信じながら、神に従い、神に従いながらまっすぐに生き、まっすぐに生きながらその心を清め、一度心を清めたら、信じている内容を理解するように』ということが提案されているのです」。
 今日、信仰宣言を再び渡します。わたしたちの信仰の歩みの始まりを刻み、洗礼の思い出に、ろうそくに火を灯します。そしてこのわたしたちが受けた信仰を兄弟たちに伝える使命に意識的に携わりながら、信者の共同体である教会の中で荘厳に、父である神と御子と聖霊へのわたしたちの委ねを宣言したいと思います。
復活のろうそくから火を受けてろうそくに火を灯す
キリストの光を受けなさい。
非のついたろうそくを手にして、司祭は唱える。
洗礼において、キリストのおかげで、皆さんは光になりました。
いつも光の子として歩みなさい。
信じ続けながら
天のみ国にいるすべての聖人と共に
やがて来られる主との出会いに赴くことができますように。
引き続き、全共同体は信仰宣言を荘厳に歌う、あるいは唱える。また洗礼の約束の更新を行うこともできる。
最後に、司祭は信者のために次の祈りを唱える。
わたしたちの父である神よ、
洗礼の信仰を共に宣言するあなたの子らに耳を傾けてください。
あなたの恵みの助けをいつも与え
日々信仰の光で照らして下さい。
この世の歩みを続ける彼らを聖霊で導き、
兄弟たちとの出会いに向かわせ
あなたが強く望んでいるように救いの福音を知らせることのできる
福音宣教者にしてください。
そうしてすべての人々がたったひとつの群れに集まり、
ただ一人の牧者、あなたの子イエス・キリストに導かれ
喜びの遺産と約束された安らぎを受けますように。
彼らが神であり世々に行き支配しておられる
あなたに導かれますように。
全員:アーメン

共同祈願

司祭:
御父と共にすべてを治められる主に信頼して祈りましょう。
(それぞれの祈りに次のように答える)
全員:キリストは王としてすべてを治めておられる。
すべてを導かれる神よ、あなたは御子をすべての人のまことの王として遣わされました。キリストに従うわたしたちが、希望のうちに、み国の完成のために働くことができますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。




感謝の典礼
奉納祈願
恵み深い神よ主キリストと共にいる喜びを深く味わわせて下さい。一つの食卓を囲むわたしたちが、神の国をあかしする者となりますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。
叙唱
王であるキリスト
主は皆さんと共に…               聖なるかな・・・
第三奉献文
交わりの儀
Antífona de comunión 
拝領唱:主はとこしえに王座に就き、民に力を授け、平和の祝福を与えてくださる。 (詩篇 2910-11).
拝領祈願
限りない愛を注いでくださる神よ、キリストのうちにすべての人を一つにしてください。神の国の完成を待ち望む教会が、あなたの愛と平和の道具となることができますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

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