2014年3月23日日曜日

3月22日(土)、マフィアの人々への言葉:回心してください。地獄に終わらないようにするためにはまだ間に合うから。

 「マフィアの犠牲者のための徹夜の祈り」における教皇の回想

愛する兄弟姉妹の皆さん、

 ローマのこの遅い時間帯に、ラテンアメリカで今夜と明日体験されることになっている「記憶と献身の日」とその前夜の徹夜の祈りを前に、皆さんと会う機会を与えてくれて、どうもありがとう。ルイジ・チオッティ師とその共同者たち、それからこの小教区のフランシスコ会の司祭たちにも感謝します。ラテンの司教、ここにおられるクロチアータ卿にもあいさつします。ありがとうございます。

 私が望んでいることは、皆さんと一つの希望を分かち合うことです。それは次のようなものです。ゆっくりと、責任の意味が世界のあらゆるところにはびこっている汚職を乗り越えられるように、ということです。そしてこれは内側から、良心や意識から出なければならず、そこから改めて癒し、振る舞い方や人間関係、選択、社会ネットワークを改めて癒し、そのようにして正義が居場所を得、育ち、根を生やし、悪にとってかわらなければなりません。

 わたしは皆さんがこの希望を強く感じていることを知っています。そしてその希望を皆さんと分かち合い、今夜も明日も、ラテンにおいても、物理的には行くことができなくても皆さんの近くにいること、そして粘り強さと持続性が求められる子の歩みにおいて皆さんと共にいることを皆さんに伝えたいと強く望んでいます。

 特に、皆さんの中で愛する人を失った方々、マフィアの暴力の犠牲者の皆さんにわたしの連帯を表明したいと思います。皆さんの証しに感謝します。なぜなら皆さんは閉じこもらず、開き、出てきて、その痛みの話と希望の話をしてくださったからです。これはとても大切なことです。特に青年たちにとって!

 わたしは皆さんとともに祈りたいと思います。そしてこれを心から行います。マフィアの犠牲者すべてのために。また、つい数日前、他欄との近くで、子どもにすら慈悲のなかった犯罪が遂行されました。けれど同時にみなさん、共に、前進していく力、諦めずに汚職に対して戦い続ける力を求めるために祈りましょう。

 そしてわたしは、今日ここに顔を出していない重要な人物たちに一言言わずにこれを終えるわけにはいかないと感じています。不在の主人公の人々です。マフィアの男性たち、女性たちです。お願いですから、生き方を変えてください。回心してください。悪を行うのをやめてください。そしてわたしたちは皆さんのために祈ります。回心してください。跪いて願います。それは皆さんの善のためなのです。今生きているこの生き方は、皆さんに快楽を与えないでしょう。喜びを皆さんに与えないでしょう。幸福を皆さんに与えないでしょう。汚い商売の数々、マフィアの犯罪の数々で今手にしている権力、金銭は、血に染まったかね、血に染まった権力ですが、来るべき命にこれを持っていくことはできないのです。

 回心してください。地獄に終わらないようにするためにはまだ間に合います。地獄こそがもしみなさんがこの歩みを続けるなら待っているものです。皆さんは父や母を持っていたのです。彼らのことを考えてください。少し涙を流し、回心してください。

 わたしたちを助けてくれるように私たちの聖母マリアにともに祈りましょう。アヴェマリア…
 

(traducción del italiano: RC - RV)

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