2013年5月19日日曜日

5月18日16時10分(バチカンラジオ)


 今朝、5月18日土曜日、バチカン使徒座宮殿において、ドイツ連邦共和国首相のアンゲラ・メルケル女史が教皇フランシスコの謁見を得た。そののち、メルケル女史は外務局次官のドミニク・マンベルティ大司教と会見した。

 心のこもった会話の間、聖座とドイツの間に存在する関係の長い歴史を思い起こし、共通の関心テーマに心を留めた。ヨーロッパと世界における社会政治、経済、宗教の状況などである。特に、人権に関する挑戦、キリスト者の迫害、信教の自由、平和推進のための国際協力などについて話された。

 最後に、諸価値の共同体としてのヨーロッパについて、また人格の尊厳の上に据えられ、扶助と連帯の基本に着想を得た発展に協力的な姿勢と宗教の構成内容すべてへの献身を後援しつつ、世における責任について、どのような見方をしているかの意見交換は欠かされなかった。

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